スペインのランサローテ島はカナリア諸島を構成する島の一つであり、海沿いには美しいビーチと大規模な火山活動により出来あがった溶岩台地、まるで月のような300以上のクレーターが見られる世界の島の中でも珍しく興味深い島で典型的な火山島でもある
ランサローテ島の沖には 300以上の彫像が12〜15メートル水深に沈められており、グラスボトムボートやスノーケル、ダイビングなどで楽しむことができる。(一般向けの公開は2月25日)
ここでは、ヨーロッパ初のダイバーなら一度は潜って見てみたい水中現代美術館をご紹介します。
彫刻が沈められる様子
彫像は特殊なセメントで作られており、早くに様々な種類の海藻が付き、多くの魚が住み着くようになっているため、時間が経つことのより神秘的で幻想的な姿が見ることができる。
Museo Atlantico 海中美術館
「ランペドゥーザ島のいかだ」 シリア難民をイメージしている作品
この制作した彫像は美術館としての目的だけではなく、大規模な人工岩礁を作ることで海藻や魚などが住みつき、魚介類の繁殖の場ともなる。
また、ディスプレイ上の彫像の多くは人間の形をしており、地元住民をモデルにした彫像がいくつかあり、人間と自然との関係、植物群や動物群がどういった相互作用を起こすかを観察するためでもある。
ジェイソン・デケアレス・テイラー彫刻制作模様
アーティストのジェイソン・デケアレス・テイラーは他にもバハマやメキシコのカンクンで海中美術館プロジェクトを成功、手がけてきた彫刻家でもある。
ランサローテ島アクセス・MAP
エールフランス航空(AF)など3社利用
55時間35分
乗継2回
成田空港(NRT)
12時間45分
パリ/シャルルドゴール国際空港(CDG)
パリ/シャルルドゴール国際空港(CDG) 乗り継ぎ 19時間40分
2時間5分
マドリード/バラハス(MAD)
マドリード/バラハス(MAD) 乗り継ぎ 18時間20分
2時間45分
ランサローテ空港(ACE)