バリ島は、東西高い山に囲まれた自然豊かな楽園として数多くの観光客が訪れるバリの魅力は陸だけではなく、青い海が広がる透明度の高い海は、多種多様な生物が豊かに育んでいることから世界中のダイバーがバリの水中世界を求め集まっている。
ダイブエリアは、バリ島各地に点在しており、東部にあるアメッド・ランベン・パタンバイ、大物狙いは東南のヌサペニダ島、レア種やマクロ系を楽しむなら北西部のPJ,ムンジャンガン島などがある。
またダイブエリアごとに大物からマクロ系と水中世界が異なりさまざまで、初心者から上級者まで楽しむことができるバリのダイビングと言えば大物狙いのマンボウやマンタ。
世界的にも珍しいビーチエントリーから楽しめる沈船ダイブ、フォト派のダイバーにはマクロやレア種などダイバーの好みに合わせたダイビングをすることができる。
また、バリはアフターダイビングも充実しており、スパ、ショッピング、各種マリンアクティビティー、伝統舞踊鑑賞、観光地を巡ったりと十分に楽しむことができるのもバリの魅力の一つになっている。
ここではバラエディ豊かなダイブサイトがあるバリ島のダイビングをご紹介します。
ヌサペニダ Nusa Penida Lsland

バリ島のヌサペニダは世界中のダイバーが一度は見てみたいマンボーの遭遇率が高いダイビングポイントがある。
その海の中はというと、ダイナミックな地形、色鮮やかに広がっている珊瑚や魚、マンタは年間を通して見ることができる。
マンボー遭遇の高いブルーコー ナーでドリフトダイブ、珊瑚が美しく広がっているトヨパカ、初心者ダイバーでも楽しむことのできるポイントなどバラエティ豊かになっている。
ここでは、マンボーをはじめバラクーダ、ロウニンアジの群れ、マダラエイ、マンタ、トラフザメ、ナポレオン、などの大物も見ることができる。
リバティ シップ レック トランベン Liberty Ship Wreck Tulamben
nousauboutdumonde.travelblog.fr
ヌサペニダは世界でも類を見ないビーチから15m沖の水深3~30mに全長120mの貨物船が横たわっている珍しいレックダイビングポイント。
今現在も形を留めているハンドルを見たり、船内に入ってみたりと冒険心満載になっており、また流れもほとんどなく初心者から楽しめるポイントになっている。
トランベンにある貨物船リバテイ号の船体の周りにはソフトコーラルが一面に付いていることからマクロ系の住処になっている。
マクロ系ばかりではなく船体のすぐそばでは、ギンガメアジが群れを成して渦を巻いている。
ここではナポレオン、ギンガメアジの群れ、ガーデンイール、コショウダイ、 ヤッコ、スパインチークアネモネフィッシュ、ウミウシ、クダゴンベなどのマクロ系も楽しめる。
アメッド Amed
アメッドのダイビングは、基本ボートダイブでポイントまで10分、ウエイト、マスク、フィンを装着しエントリー、そして水面でBCを装着し、一本ずつ港に戻るスタイルになっている。
透明度の高い海の中は太陽の光を十分に浴びて育った色鮮やかな珊瑚やバラクーダ、カンムリブダイ、イソマグロ、ツバメウオ、カスミアジなどの群れやマダラトビエイ、ナポレオンなどに出会うことができる。
パダンパイ Padangbai
パダンバイはバリで最初に開発されたダイブエリアでブルーラグーンと言われる程に美しい海。
流れも緩やかで水中には魚礁となっている沈船、仏像、時には観光用潜水艦オデッセイと遭遇することもあるパダンバイのポイントは初心者ダイバーから楽しむことができる。
テペコン Tepekong
テペコンはダイナミックな断崖絶壁や洞窟などの地形が特徴となっており、潮の流れも速く強いことから上級者向けのドリフトダイブになっている。
また潮の流れがあることからマンタ、ナポレオン、マンボー、イソマグロの群れなどの大物の遭遇率も高くなっているが、ここの海域は海況が日々変化するので年間を通して45%も海に入ることができないこともある。
ここではワイドでダイナミックな地形が好きなダイバーにはおススメのダイブサイトになっている。
ムンジャンガン Menjangan
magnificientbali.wordpress.com
バリ島の北西部にあるムンジャンガン島周辺の海にはダイブサイトが点在しており、マクロ派、フォト派が満足できるポイントになっている。
透明度の高い海の水温は27~29℃と高く、白砂にはガーデンイール、壁一面の珊瑚や群れてる魚を見ながら流れの緩やかなドリフトダイビングを初心者から楽しむことができる。
マクロだけではなくドロップオフの中層に行くと、イソマグロ、ギンガメアジの群れ、ナポレオン、ウミガメなどの大物にも遭遇する。
PJ プリ・ジャティ Puri Jati
海に入れば見つかる!出てくる!現れる!マクロ希少種の宝庫PJ!
黒砂が100m沖まで続いている水深7~12mの水底にはマクロ派、フォト派には外すことのできない大満足できるポイントになっている。
ゼブラバットフィッシュ、ミミックオクトパス、ニシキフウライウオ、カエルアンコウ、ハゼ、エビの一種、カニ類など多くの希少種、固有種を見ることができる。
シーズナリティ
乾期(5月から10月)
雨期(11月から4月)
気温
年間 26~32℃
水温
乾期 22~28℃
雨期 26~28℃
潮の流れが速いところ場所では20℃以下になるときもある。
透明度
平均 10~20m
適正スーツ
乾季:5mm ウェットスーツ+フードベスト
雨季:3~5mm ウェットスーツ
バリ島アクセス・MAP
成田 関空 羽田 直行便(羽田からはジャカルタ経由便のみ)
国際線にて7時間~7時間半
デンパサール国際空港