エジプトは神秘的なピラミッドや壮大なサハラ砂漠など日常にはない別世界が広がっているが、エジプトのもうひとつの魅力は色彩豊かな紅海でのダイビングになっている!首都のカイロから国内線で約1時間のシャルム・エル・シェイクは世界的な高級リゾートで世界中のダイバーたちがダイビング拠点として紅海の海を堪能している。エジプト紅海のダイビングサイトをご紹介します!
シャークリーフ・ヨランダリーフ (ラス・モハメッド)
世界有数のダイビングスポットでもあるラス・モハメッド国立公園のシャークリーフ・ヨランダ・リーフは、海流がぶつかり合う場所で複雑な潮の流れがあり栄養豊富な海水を運んでくることから、特に6 月~10月にかけてはバラフエダイ数千匹、ギンガメアジ数百匹、イソマグロ数百匹前後、テングハギ数百匹、バラクーダ数百匹の巨大な各群れを見ることが出来る!また紅海特有の 50m級の透明度やリーフの外側には色彩豊かなコーラルが広がっていて、その先の砂地には船のコンテナに入っていた便器、バスタブ、洗面台などの珍しいものが転がっている!大物が見たければここシャークリーフ・ヨランダ・リーフは、外せない場所になっている!
スティングレイシティ(ラス・モハメッド)
ラス・モハメッドエリアの北部のポイントのスティングレイシティは数万匹単位で見られるキンギョハダナダイやその名の通り斑点が美しいリーフスティングレイが数多く見られることで有名だ!また最大水深は20m程度で水底には体長2m以上もあるレオパードシャークやナポレオンなどの大物も見ることが出来る!
ティッスルゴーム・沈船 全長126.5m 幅17.5m
ティッスルゴームにある沈船は、全長は128mほどもあり第二次世界大戦で使用されていた貨物船にはBSAのモーターバイク100台、フォードのトラック、戦車2台、マシンガンや対空砲、爆弾の着弾部分など戦争の名残や博物館送りの代物が水中で見ることが出来る!またこの場所から30mほど離れた位置に蒸気機関車までも沈んでおり不思議な感覚を味わえる!最大水深は30m程でギンガメアジやバラクーダ、イソマグロなどの大物も見ることが出来るので見逃さないように周りを確認することが必要だ!
ティラン島周辺
シャルム・エル・シェイクから北東へ行った先にはティラン島があり、穏やかで浅場が多いことから紅海の固有種をほとんど見られるポイントになっている!また最北端にあるジャクソンリーフには沈潜が見られ、数万匹単位のキンギョハナダイや紅海ナンバーワンとも言われる珊瑚や運が良ければ夏場にはハンマーヘッドの群れもが見ることができる!南側にあるトーマスリーフは地形ポイントで水深の5m、14m、22m各付近には独特の景観を造り出しているダイナミックなケイブがあり楽しめる!大物遭遇率も高いトーマスリーフの深場ではホワイトチップやハンマーヘッドなど見ることが出来る!
紅海へのアクセス・MAP
日本からエジプト・カイロまでは直行便で約12時間のフライト。
カイロからシャルム・エル・シェイクまでは国内線で約1時間。
直行便は成田、関空から週に数便出ているので、距離の割りにアクセスはかなりいいといえる。